書籍【日本人には塩が足りない】
冷え性、便秘、下痢、胃下垂、胃腸が弱い、気持ちが落ち込みやすい、熱中症、倦怠感などは減塩によるものと書かれています。
しかし、ここでの“塩”は精製されていない天然で昔ながらの製法による“ミネラルが含まれる塩”の事です。注)食卓塩やア◯シオではありません。
ミネラルが不足すると血中のミネラルバランスが崩れて上記の症状がおきます。
確かに近年、この時期になり暑くなると熱中症で倒れたニュースをよく耳にします。
予防策として【塩飴、経口補水液】を取りましょう!と言われますが減塩と言いつつ塩を取れと言うのは私は前から疑問に思っていました。
(注意)腎臓に持病がある方は塩分は気をつけるべきです。
しかし、健康な人は積極的に天然の塩を取る方が健康に良いです。
何故なら、、日本の気候が湿度が高い為に汗をかくとベタベタしてミネラルが体外に出てしまいます。
(例えば汗をかくとTシャツが白くなる)
海外は乾燥していてミネラルが出ないので汗をかいてもサラサラです。
食生活も関係していて、欧米人は肉食です。
肉にはナトリウムが含まれているのと、気候的にナトリウム、他ミネラルが体内に残り易い為に食事での摂取は1日に10g以下を推奨されています。
それをそのままミネラルが体外に出やすい気候の日本に持ち込み減塩を推奨すると、「日本人には塩が足りない」と言うわけです。
なので、これから湿度の高い日々が続くので外に出る日の朝食はご飯、味噌汁、漬物とおかずの組み合わせが良いと思います。
小さなお子さんがいる家庭では公園など外遊びをする時は麦茶を携帯すると良いでしょう。
そして、うちに通われている多くの女性の朝食事情をお聞きすると「フルーツとヨーグルト」を食べている方が非常に多いです。
さらにこの様な朝食を取られている方は「冷え性」がとても、多いのも事実です。
フルーツにはカリウムが含まれています。
カリウムは体内の塩分、すなわちナトリウムを体外に排泄し易くしてその結果、塩不足による倦怠感、冷え性などおきやすくなります。
東北地方の食事は塩辛い食事が多い印象ですがそれは塩分を取る事で血圧が上がるからです。
血圧が上がれば体温も上がるので寒さ対策になります。
冷え性の方は少し天然の塩を取ってみてはいかがでしょうか?
でも、先に述べた様に腎臓などに持病がある方は減塩は大事ですので取り過ぎには気をつけて下さい。
塩を必要以上取ると喉が渇きます。すると水をたくさん飲み余分なナトリウムを尿として排泄する事が出来ます。
健康な方で塩不足による症状が当てはまる方は「いい塩梅」の食生活を考えてみて下さい。
それでも塩に抵抗がある方はミネラルを豊富に含んだ発酵ドリンクか“にがり”がオススメです。
【日本人には塩が足りない!―ミネラルバランスと心身の健康 】
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