当院にお越しの方の半数以上の方は腰痛に悩まされています。
数ヶ月前〜何年にも及ぶ慢性腰痛など腰の痛み方は個人差があります。
きっかけも様々で運動をしていて痛めた方。
何もした覚えがないのにいつの間にか腰痛に悩ませれるようになった。
キッカケや原因は人それぞれになります。
こちらのページでは2週間以上、数ヶ月、数年〜10年以上という慢性腰痛について解説します。
難易度1〜3の腰痛
- 先週に久々に運動してから腰が痛くなった。
- 子供を抱っこしていて痛くなった。
- 仕事が忙しかった。
このような腰痛は筋肉の疲労によるものが多いです。
しかし、毎日育児や仕事に追われていると筋肉以外の骨格の歪みが出てきてしまいます。
この歪みによって腰への負担が増えてしまい痛みが出てしまうケースです。
この場合には筋肉を緩めるのも効果的ですが背骨や骨盤周りを整えることにより腰への負担をなくします。
施術してすぐに痛みがなくなる方や数回の施術でかなり改善しやすい事が多いです。
難易度4〜6の腰痛
- 腰が痛くなったのが半年前くらい
- 病院では「ヘルニアの一歩手前」と診断を受けた。
- 初めは肩こりだったけど2ヶ月前から腰が痛くなってきた。
- 産後で体を整えずに第二子を出産してから腰が痛い。
これらは筋肉と骨格の他に食生活による内臓への負担も考えられます。
『なぜ、腰痛に内臓?』とお思いの方が多いかと思います。
例えばMRIの画像のようにおへそ周りを真横に切り、その断面をイメージしてみてください。
お腹の断面図で一番外が皮下脂肪。
皮下脂肪の内側の茶色っぽいものが腹筋。
中にある茶色い物が内臓。
ピンクの部分は腹膜、内臓の一部。
骨は白です。
このように内臓や腹膜の割合が多いです。
これらは毎日の食生活が大きく関わります。
外食、飲酒、甘いもの、小麦製品、乳製品、カフェイン、辛い物など色々な食べ物が内臓に負担をかけていてそれが筋肉や姿勢に影響が出てしまい腰痛が治りにくい環境を作ります。
施術では筋肉、骨格の他に内臓へのアプローチも必要になります。
施術期間としては2、3週間〜~2、3ヶ月かかる事が多い腰痛になります。
難易度7〜10の腰痛
- 学生の頃に痛めてからずっと腰痛持ち
- 昔から腰が痛い時や頭痛がある時は鎮痛剤でしのいでいた。
- お酒、パンやパスタ、乳製品、甘い物、辛いもの、カフェインが好き
- 完全に良くなっていないのに色々な治療院を渡り歩いている。
- 仕事中の座り姿勢が夢中になるとかなり悪くなっている。
このレベルの腰痛は複雑に悪い原因を持っています。
例えるならいくつものコードが何本も絡まっている状態です。
※コードとは筋肉のコード、骨格の歪みのコード、内臓のコード、自律神経のコード、運動や交通事故などの外傷のコード、病気による手術経験のコードなど。
いくつものコードを解くには時間がかかります。
なので施術中に色々とお話を聞きながら原因を突き詰めたりすることが多いです
「お酒は週にどれくら飲んでいるか?」
「日頃、どんな食生活をしているのか?」
「腰痛の前には肩こりや首の痛みがあったのか?」
「運動をしていた時に怪我をしたことがあるのか?」
初回のカウンセリングの時には言っていなかったけど、施術中にプライベートの内容をお聞きすると幼少期に高い所から飛び降りて足首を怪我をしたけど病院に行かず、それ以降から腰が痛くなってきたのを思い出したりする方もいらっしゃいます。
ほとんどの方が数年から20年以上にわたり腰痛と共に過ごしているので施術目安はかなり個人差があります。
早くても6ヶ月以上はかかるかもしれません。
しかし、初めの5、6回で症状が全く緩和されないような場合は当院の施術が合わないと判断されても良いかと思います。
反対に5回までの施術で少しでも腰痛が楽になるのでしたら長期的なプランで施術を続けられると良いと思います。