
旅行は心をリフレッシュさせ、非日常を味わえる貴重な時間です。
しかし「楽しかったはずなのに、帰宅したら体がだるい」「腰や肩が重い」という声も多く聞かれます。
これは単なる“遊び疲れ”ではなく、体からのサインかもしれません。
放置すると腰痛・肩こり・頭痛、さらには内臓疲労へとつながることもあります。
今回は、旅行後に起こる体のだるさの主な原因と、その対処法をまとめました。
目次
夏の暑さによる自律神経の乱れも原因に
今年のように厳しい暑さが続くと、体は体温を下げようと自律神経がフル稼働します。
- 強い日差しや気温上昇で交感神経が優位に
- 冷房との温度差で調整がうまくいかず混乱
- 水分不足や睡眠不足でさらに乱れる
その結果、
- 疲れやすい
- 集中力の低下
- 肩こり・頭痛
- 胃腸の不調
といった「夏バテに似た症状」が出やすくなります。
旅行後のだるさに、この暑さによる自律神経の乱れが重なることで、体はダブルで疲れてしまうのです。
原因① 長時間移動による筋肉・関節の硬直
新幹線・飛行機・車での長時間移動は、同じ姿勢を強いられます。
- 腰や股関節が圧迫される
- 血流が悪化し、筋肉が硬直する
- 特に腰回りや脚のむくみ、首や肩の張りにつながる
また、座席で寝てしまうと首が不自然な角度で固まり「旅行後に首が回らない」という不調の原因にもなります。
原因② 宿泊先の寝具が合わない
旅行で泊まるホテルや旅館の枕・マットレスは、自宅のものとは違います。
- 枕が高すぎる/低すぎる
- ベッドが柔らかすぎる/硬すぎる
こうした環境の変化は睡眠の質を下げ、翌朝の首・肩・腰の違和感に直結します。
特に慢性的に肩こりや腰痛を持っている方は、寝具の影響を受けやすく、旅行後に症状が強く出ることがあります。
原因③ 食べ過ぎ・飲み過ぎによる内臓疲労
旅行といえば「ご当地グルメ」。つい普段以上に食べたり飲んだりしてしまうものです。
- 胃腸が疲労 → 栄養吸収が低下
- 内臓疲労が自律神経の乱れにつながる
- 結果として「体がだるい」「全身が重たい」と感じる
またアルコールの飲み過ぎは肝臓にも負担をかけ、疲労回復を遅らせます。
温泉でだるさや痛みを感じるのはなぜ?
旅行先で温泉に入る方も多いと思います。温泉に浸かると副交感神経が優位になり、体はリラックスモードに。
- 筋肉の緊張がほぐれる
- 血流が改善される
一方で、普段は気づかなかった隠れた痛みや不調が表面化することもあります。
炎症部位に血流が集まり、一時的に痛みやだるさを感じやすくなるケースもあるのです。
決して悪いことではなく「体が休もうとしているサイン」と受け止めましょう。
旅行後の体のだるさを改善する方法
1. 軽いストレッチや散歩
移動後は軽いストレッチや散歩で血流を促進。ふくらはぎや股関節まわりを動かすと、だるさが抜けやすくなります。
2. 枕の高さを調整
宿泊先で枕が合わない時は、タオルを折りたたんで高さを調整しましょう。首の角度が変わるだけで翌朝の快適さが変わります。
3. 消化に優しい食事
旅行から帰ったら、まずは胃腸を休める食事を意識。
- おかゆやスープ
- 野菜中心の食事
- 16時間ファスティングでリセットするのも効果的
4. 整体で早めにリカバリー
「なんとなく疲れが抜けない」という状態のうちにケアすることで、回復が早くなり、再発も防げます。
特に首や腰に強い違和感を感じる場合は、早めに整体で整えてあげましょう。
5. 旅行前に整体で予防する
実は、旅行前に整体を受けておくことも効果的です。
体を整えてから出発することで、長時間移動や寝具の違和感による負担が少なくなり、旅行中をより快適に過ごせます。
まとめ
旅行後のだるさは「遊び疲れ」ではなく、
- 夏の暑さによる自律神経の乱れ
- 長時間移動による筋肉・関節の硬直
- 寝具が合わないことによる不調
- 食べ過ぎ・飲み過ぎによる内臓疲労
といった原因が重なって起こります。
放置せず、セルフケアと整体で整えていくことが大切です。
また、旅行前に整体で体を整えておくと、より快適に旅行を楽しむことができます。
麻布十番クラーレでは、旅行後の体の不調や夏の自律神経の乱れによる症状に対応しています。
旅行前の予防ケアにもぜひご利用ください。