〜25年以上悩んだ偏平足に変化が〜
こんにちは、クラーレの鈴木です。
今日は、私自身がクラーレ併設のミレニアピラティスで初めて体験した驚きの変化についてお話ししたいと思います。
普段は施術を行う立場ですが、今回は「自分の体を整える側」としてピラティスを受けてみました。
正直、最初は半信半疑でした。けれども、体験してみてその考えは一瞬で変わりました。
目次
■ アメフト時代に起きた「外反捻挫」
私は学生時代、アメリカンフットボール部に所属していました。
日々の練習はハードで、体をぶつけ合う競技ですから、ケガは日常茶飯事でした。
そんな中、ある試合で大きなアクシデントが起きました。
横から100kgを超える選手が倒れ込んできて、人工芝の上で固定された私の左足を巻き込みました。
その瞬間、「ボキッ」と音がしたような気がして、思わずうずくまり担架で運ばれました。
痛みは強烈で、「これは完全に折れた」と直感したほどです。
幸いにも骨には異常がなく“外反捻挫”という診断でした。
一般的な捻挫は足首が内側にねじれますが、私の場合は逆方向。
それだけに、靭帯や足の構造への負担が大きく、完治までかなり時間がかかりました。
5年は正座が出来ませんでした。
しばらくして歩けるようになったものの、左足のアーチ(土踏まず)が潰れて偏平足になってしまいました。
それ以来、私の体には“左右差”が残るようになりました。
■ 残り続けた「たった一つの悩み」
社会人になっても筋トレやスポーツを続けてきました。
しかし、スクワットやランジをしても、どうしても左足の扁平足の影響で左足の膝が内に入る。
体を真っ直ぐに使いたくても、無意識にバランスが崩れる。
長年整体師として多くの方の身体を見てきましたが、
自分自身の偏平足は「もうこれは仕方ないもの」と諦めていました。
ただ一方で、どこかでずっと気になっていたのも事実です。
見た目だけでなく、体の連動やパフォーマンス、そして疲労の蓄積に影響しているのではないか——
そう感じながらも、解決方法が見つからないままでした。
■ ピラティスインストラクターの一言で変わった視点
先日、クラーレ併設のピラティスインストラクターに何気なく話してみたところ、
「それ、アーチを取り戻すピラティスがありますよ」と言われました。
“アーチを取り戻す?”
正直、最初は信じられませんでした。
25年経った足の形が、今さら変わるわけがないと思っていたからです。
でも興味が勝ちました。
体の専門家として「何が起きるのか知りたい」という好奇心が湧いたのです。
■ 実際の変化(Before → After)
まずは、体験前後の写真を見てください。

上がBefore、下がAfterです。
10分間のピラティス体験後、
明らかに左足のアーチ(土踏まず)が浮き上がっています。
体験した私自身も、立った瞬間に「地面の感覚が違う」と驚きました。
足の裏が“地面をつかむ”ような感覚があり、
安定感が増して体がスッと真っ直ぐに立てる。
まさかここまで短時間で変化が出るとは思っていませんでした。
■ 実際のレッスン風景はこちら
クラーレ併設のミレニアピラティスでは、
2人のインストラクターが担当しています。
動画では、私でないですが足裏を意識的に動かすトレーニングを行っています。
インストラクターの声かけを聞きながら、自分の足が思うように動かないことに気づく。
その瞬間、どれだけ“使えていない筋肉”があるのかを実感します。
まさに「体の再教育」です。
■ ピラティスで「眠っていた筋肉」が目を覚ます
ピラティスの面白いところは、“力を入れる”トレーニングではない点です。
激しく動かすわけでもなく、重いものを持つわけでもない。
それなのに、深い部分の筋肉(インナーマッスル)がじわじわと目を覚ましていく感覚があります。
私が行ったメニューでは、木の枝を掴むように足裏を意識する動きを繰り返しました。
最初はまったく動かず、「え?これで合ってるの?」と戸惑うばかり。
しかし、しばらく続けるうちに足の裏がピクピク反応し始め、
まるで今まで眠っていた部分が呼吸を始めたような感覚になりました。
終わった後に立ってみると、
足裏のバランスが整い、膝の入り方が自然に修正されていました。
体は正直ですね。使い方を変えるだけで、たった数分でも結果が出ます。
■ 「クラーレプラクティス」と「ピラティス」の違い
クラーレでは施術後に「クラーレプラクティス」という運動プログラムを行っています。
こちらは主にアウターマッスル(大きな筋肉)を鍛え、正しい体の使い方を覚えることで再発を防ぐトレーニングです。
簡単に言うと、“鍛える・育てる”アプローチ。
一方、ピラティスはインナーマッスル(深層筋)を呼び覚ます“機能改善”のアプローチです。
特に今回のような偏平足や姿勢の崩れは、
「使い方」が間違っていることが原因で起こることが多いのです。
だからこそ、クラーレでは
①施術で体を整える → ②ピラティスで機能を目覚めさせる → ③プラクティスで筋肉を鍛える
という流れを重視しています。
これは単なる運動やストレッチではなく、“再教育”のプロセスです。
■ インナーマッスルを正しく使う重要性
インナーマッスルは、体の深い部分にある小さな筋肉群です。
姿勢の維持、関節の安定、そしてスムーズな動きの土台をつくります。
この筋肉が働かないと、アウターマッスル(表層の筋肉)が頑張りすぎて、
結果的に肩こりや腰痛、膝の痛みなどが起きます。
四十肩や五十肩の多くも、実はこのインナーマッスル(肩の回旋筋群)の炎症や損傷です。
つまり「正しく使えない」状態が痛みを生み出しているのです。
ピラティスでは、こうした筋肉を意識的に使いながら、
体の使い方そのものを整えることができます。
だからこそ、見た目の変化だけでなく、体の機能が根本から変わっていきます。
■ 体を「整えてから鍛える」流れが理想
この体験を通じて実感したのは、
やはり整える → 鍛える → 維持するという流れの大切さです。
体を整えずに鍛えると、間違った動きのまま筋肉がついてしまい、
かえってバランスが崩れることもあります。
- クラーレの施術で体を整え、
- ピラティスで眠っている機能を目覚めさせ、
- クラーレプラクティスで筋肉を強く育てる。
これらを並行して行うと、体が自然に連動し、動きが軽く、しなやかになります。
まさに“機能美”のある身体。
痛みのない生活を目指す方にも、スポーツパフォーマンスを上げたい方にも、
どちらにもおすすめできるアプローチです。
■ 初回体験受付中
クラーレ併設のミレニアピラティスでは、
初めての方でも安心して参加できる初回体験レッスンを5000円実施しています。
🔹 所要時間:約50分
🔹 内容:カウンセリング+ピラティス体験
🔹 対象:初心者・運動が苦手な方もOK
偏平足、姿勢の歪み、肩こり、腰痛など、
長年のクセや使い方の誤りを見直すきっかけになるはずです。
老後の健康寿命を伸ばす事にもオススメです。
「整えるピラティス」を、ぜひ一度体感してみてください。
体は何歳からでも変わります。
私自身がそれを実感しています。
📍麻布十番カイロプラクティック クラーレ併設
Millennia Pilates(ミレニアピラティス)
https://millenniapilates.com/
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まとめ
- 25年以上前のケガでも、正しく動かせば体は変わる
- ピラティスは「整える」「目覚めさせる」運動
- 整体+ピラティス+プラクティス=クラーレ式トータルケア

