甘い物がやめられないのは意思の弱さじゃない。

◾️血糖値コントロールから始める本質的な体質改善法

「食べたのにすぐお腹が空く」「食後に眠くなる」「甘い物がやめられない」
そんな悩み、抱えていませんか?

その正体は、“血糖値の乱高下”です。
今回は、血糖値の仕組みを理解しながら、無理なく体のリズムを整える方法=ファスティング
へ自然に導いていきます。


■ 血糖値とは?私たちのエネルギーのリズムを支えるもの

血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のこと。
このブドウ糖は、脳や筋肉のエネルギー源であり、食事をすると血糖値が上がり、膵臓から分泌されるインスリンがそれを下げていきます。

ところが現代人の食生活は、血糖値を上げやすく、乱しやすい内容になりがちです。

例えばこんな人は注意:

  • 朝食を食べない(炭水化物を抜く) → 昼に炭水化物を一気に食べる
  • コーヒー+菓子パンで食事を済ませている
  • 間食にチョコレートや甘いドリンクを取っている
  • 食後1時間ほどで眠くなる

これらは「血糖値のジェットコースター」に乗っている状態。
急上昇 → インスリン分泌 → 急降下 → 低血糖 → 空腹・だるさ・イライラ
という悪循環を引き起こします。


■ 血糖値が乱れると、何が起きるの?

  • ✅ 食後の強い眠気・だるさ
  • ✅ イライラしやすくなる/集中力が切れる
  • ✅ 夜になると過食しがち
  • ✅ 甘い物がないと落ち着かない
  • ✅ 疲れやすく、太りやすくなる
  • ✅ PMS・肌荒れ・むくみが悪化する

これはインスリンの働きが過剰になったり、効きにくくなったりしているサイン。
体は「糖に依存した状態」になり、脂肪を燃焼しにくい・疲れやすい体質に変わっていきます。


■ 血糖値を安定させるカギは「食べない時間」だった?

ここで注目されるのが「ファスティング(断食)」です。
「えっ、食べないのは逆に良くないのでは?」と感じる方も多いと思いますが、正しい方法で行えば、血糖値の安定にとても効果的です。


■ ファスティングが血糖値に与える4つの良い効果

✅ ① インスリンの感受性が高まる

体がインスリンに敏感になる=糖が脂肪に変わりにくくなる=太りにくい体へ。

✅ ② 血糖の乱高下が減り、気分も安定

イライラ・過食・眠気が減り、集中力が上がる。

✅ ③ 内臓を休ませて、代謝が整う

膵臓や肝臓の負担が軽減され、疲労感も軽くなる。

✅ ④ 脂肪燃焼モードに切り替わる

糖が不足することで、体は脂肪をエネルギー源として使う=自然と痩せやすくなる。


■ 実践しやすい「16時間ファスティング」がおすすめ

ファスティングというと、辛そうなイメージを持つ方もいますが、まずは「食べない時間を16時間つくるだけ」でOKです。

📅 例:

  • 夜20時までに夕食を済ませる
  • 翌朝は固形物を取らず、水・酵素ドリンクなどで過ごす
  • 昼12時に初めての食事

朝に空腹を感じる方も、最初の数日を超えると**「空腹が心地よい」**と感じるようになり、食欲や嗜好のクセも自然とリセットされていきます。


■ 血糖値を整える=“自分の体を取り戻す”こと

この方法は、ただ痩せるためではなく、自律神経・ホルモン・代謝・精神の安定まで含めた根本改善です。

「甘い物がやめられないのは意思が弱いから」ではありません。
あなたの体は今、「休みたい」「整えたい」とサインを出しているだけかもしれません。


《クラーレ》では、酵素ドリンクを使った無理のないファスティングや、食習慣のサポートも行っています。
初めての方でも安心して始められますので、お気軽にご相談ください。

ファスティングサイト→ https://daisyfasting.com