痛みについて

うちの施術方針は初期に腰痛、肩こり等の主訴をいち早く改善していく事に全力を注ぎますがそれが落ち着けば『普段の睡眠で回復できる体になる』という事をコンセプトとして施術しています。

その名の通り“睡眠で翌朝には体がスッキリ”していたり、好きな運動で軽く汗を流してコンディションを整えれる事が理想だと思います。

なので、メンテナンスの際に『そう言えば先日、腰が痛い時が数日あったけど今は全然平気です。以前は痛みが引かない事が多かったから以前と体は変わっているんですね。』と言う方は多いです。

そして、久しぶりに来院される方はこの様なメンテナンスの方もいますが、痛みがあるからと言う方もいます。

「いつからですか?」

と聞くと

『2週間くらい前に痛くなって、まだ痛むから来ました。』

正解なのですが“惜しい”です。

正解は2、3日経っても痛みが引かない痛みは“施術しないと引きにくい痛み”なので痛くなったら出来るだけ早く1週間以内に施術を受ける事です。

なぜなら、通常48時間もあれば炎症が原因であれば痛みは消えます。
それでも1~2週間またはそれ以上の期間を我慢したりしていると痛みを庇う生活になり、体のあちらこちらに負担が広がります。
すると痛みが引きませんし悪化します。

イメージ的には痛みに根っこが生えるのでしつこくなってきて1、2回の施術で済んだはずなのに何回か施術をしないと良くならなくなってきます。

何年も慢性的に痛みがある方は痛い時にどこに行けばいいのかわからず辛抱強く過ごしているうちに痛みが広がり腰や肩がパンパンになっている方が多いです。

他には

「こないだ肩こりがしばらく酷かったんだけど今は治って大丈夫です。」

これは文頭の

※『そう言えば先日、腰が痛い時が数日あったけど今は全然平気です・・・。』

とは似て非なる状態”です。

実際には整えていない体の場合には痛みが一時的に引いていただけで原因(体の歪み等)は変わっていませんから。


例えば“逆”心電図があったとします。

“ピー” って 線が一直線になった場合は心臓が止まっていますが“逆”心電図なので“ピー” って 一直線の状態が体は快調で元気な状態

“ピクッ”って波打った時は体にストレスがかかっている状態です。

人は仕事したり家事をしたり、育児が続けば疲れます。

するといつか疲れが溜まり “逆”心電図に 一定レベル以上の大きなふり幅が出ると痛みを感じるようになります。

若い時や痛み始めの時は痛みを感じる大きなふり幅になったとしても、すぐに元の位置に戻りやすいのですが年齢を重ねたり何度か繰り返していると大きく振れた針は戻りずらくなります。

“逆”心電図の針が戻りにくくなりずっと痛みの出るふり幅に残ってしまう状態が痛みを感じる状態です。
※慢性症状とも言います。

この様になると本体を修理をするのですが油を差すだけで簡単に戻る物もあれば本体自体を空けて部品を交換しないといけなかったりするので同じ腰痛でも原因や直し方が変わります。

この様な故障した“逆”心電図にならない為にも痛みの出具合、周期を覚えておくとよいと思いますよ。

予防としてストレッチとかされる方もいますが痛みや違和感が出てからでは手遅れでむしろ症状を悪化させるので調子が良いうちにやれば“予防”になります。

でわまた。

麻布十番の整体
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