先日のお休みは家族観覧の“富士総合火力演習”を見に自衛隊の基地へ行ってまいりました。
(私の奥さんの兄さんが自衛官なのです。)
戦車等の実弾を実際に使った演習です。
私は2回目。
初めてのときはワクワクしながら演習に望みましたが実際に戦車の砲撃を体感すると一瞬にして“兵器の怖さ”を感じました。
今回は友人と私の弟とその彼女を引き連れて行って参りました。
砲撃の衝撃の為、思わず手がぶれました。
爆薬の量を抑えているのに凄い衝撃波。
高校時代に平和学習の修学旅行で広島に訪れ原爆の資料館へ行きました。
当時の自分は“戦争”についてはTV等の映像を“見て”、戦争の話を“聞いて”わかっているつもりでした。
今思うと戦争の“本当の怖さ”はわかっていませんでした。
しかし、この演習を体感させてもらって戦争の怖さ、兵器の怖さを感じることが出来ました。
最近の戦争は某国では“無人化”の戦闘を行なっているとTVで放送されていました。
兵士の命を守る為に開発された無人の戦闘機で街を爆撃している。
ハイテク兵器を操作している兵士はシューティングゲームをしている様に映っていました。
戦争については映像で見ることが出来ますが実際の爆破の衝撃、空気の振動を肌で体感することは出来ない。
日本で戦争を体験した方々は年々少なくなっている。
逆に戦争を知らない世代が多くなる今。
戦争を“知らない世代”にはこの様な演習を体感してもらいこの先ずっと戦争の無い世の中がどれだけ幸せなのかを改めて知る必要があると思います。
色々と考えさせられます。
ちなみに一般公開の演習は8月28日です。
但し、応募はかなりの倍率で昨年は25倍くらいだった様です。