栄養面で夏バテを乗り切る。

今年は思った以上に早く夏が来てしまいました。

この暑い時期はたくさんの汗をかきます。
そんな時に汗と一緒に失われてしまうのが“ミネラルと、ビタミン”です。

ミネラルは色々とありますが失いやすい物は以下になります。

  • カリウム
  • ナトリウム
  • 亜鉛
  • マグネシウム

これらを失う事で起きる日本の夏に起きやすい“ 夏バテ ”を解説してみました。

①夏バテして食欲が無い

日本の夏はじめじめして暑く汗で体がベタつきます。
このベタつきは体からミネラルが出ている状態です。

そして、このミネラル、ビタミンが体外へ排出する事により内臓の働きが低下します。

また、ミネラル等の減少で胃での消化を助ける【消化酵素】も減り消化がしずらくなります。

例えば消化酵素が良い状態の場合、胃に入って来た物を10としたら10を分解、消化ができて10を体に吸収出来ます。

逆に消化酵素が低下してしまうと10が胃に入ってきても5しか分解、消化が出来ないので半分しか吸収が出来ません。
結果、消化不良なので腸にも負担が掛かります。
さらにこれがづつくと少し栄養失調気味(糖、タンパク質が不足)になり疲れ易くなります。

なので、“食欲が無くなる”、“胃がもたれる”、“お腹を壊しやすい”、“疲れが抜けない”と言う事が起きやすくなります。

②眠りが浅い、寝れない

睡眠には血糖値と消化酵素が絡んでいます。

夜ご飯を“バランス良く”食べると血糖値が上昇して眠くなります。
血糖値がほど良く高くなると“質の良い睡眠”が出来ます。

血糖値は時間とともに下がります。

血糖値の低下が6時間かかるとすると6時間過ぎた辺りからカラダは空腹になりアドレナリンを分泌します。
アドレナリンは興奮させるホルモンなので脳が覚醒してきて目覚めると言う流れです。

しかし、①の夏バテで“消化酵素が減ってしまった状態”になると夜ご飯を食べても分解、消化が上手く出来ていないので血糖値の上昇が低くなります。

血糖値が低いと6時間では無く、3時間程で血糖値も下がりきります。

すると脳の覚醒が早まり明け方に目が覚めたり眠りが浅くなるのです。

これは高齢者の『歳と共に寝れなくなる事』にも当てはまります。

消化酵素と言う物は加齢と共に減ります。

減った上に高齢者は食べる量も減るし若い人達よりも夜ご飯を済ます時間が早くなり就寝も早いので年々早起きになるのです。

これはダイエットや夜のご飯を抜く糖質制限をしている人にも当てはまります。

これらを踏まえると消化酵素の活性化とそれの活動の源のミネラル、ビタミンの補給が必要になります。

ミネラル、ビタミンの消費は個人差があります。

以下に当てはまる人はミネラル、ビタミンの排出が多い。

①何時間も作業に没頭できる人

この様な人は特定のビタミンを普通の人の10倍以上消費しています。
尿から排泄されるマグネシウムの量も増えるのです。

②甘いものをよく食べる、飲む

甘い物を取ると急激に血糖値が上がりインスリンを過剰に分泌して血糖値を下げますが甘い物を取る前より血糖値を下げてしまうので、またスイーツを欲してしまい悪循環かつインスリンも出なくなってきます。
さらにインスリンをコントロールするのに使われるのがマグネシウムなので、ミネラルが消耗しやすくなります。

③朝食はフルーツが定番

フルーツにはカリウムが含まれるのでミネラルを排出しやすい。
ミネラル低下は血圧を下げて、体温も下げるので冷え症の方は朝のフルーツはオススメしません。

④カフェインを含むコーヒー、紅茶、お茶を、良く飲む。

カフェインはミネラルの吸収を阻害します。(特に鉄、亜鉛)
腰の位置にある副腎にも負担を掛けてその影響で腰痛が出ることもあります。
なかなか良くならない腰痛がある方もカフェインは取らない方が良いです。

何でミネラルを補うか?

ミネラルはまとめて取ってもすぐには体には貯まりませんので1か月単位で毎日ミネラルを補給することが必要です。

①ミネラルを含む塩を取る

サラサラした食卓塩やアジシオではなく、粗塩の様なしっとりしている海水から作る昔ながらの製法のミネラルを含む塩を取りましょう。

外食やコンビニで使われている塩は基本的にミネラルを取り除いた塩(ナトリウム99%以上)か使われています。

デメリットは腎機能、小さな子どもは摂取量を気をつける必要があります。

②にがりを使う

にがりは海水から塩を作る過程でナトリウムを含まないものになるので塩分が気になる場合には味噌汁等の料理に少しにがりを入れると良いです。

デメリットは入れる量によって味が変わる。
過剰にとりすぎると血中のマグネシウムが増えすぎて高マグネシウム血症を起こし、血圧低下をまねきます。
とりすぎも下痢を起こす

③酵素ドリンクを毎日飲む

酵素ドリンクは野菜を熟成発酵させていてミネラルが含まれています。
飲み続けると 消化酵素、代謝酵素が活性化して“睡眠の質が上がった”、“疲れにくくなった”、“便通が良くなった”、“太りにくくなった”等と言う反応を聞きます。

デメリットは当院で扱う酵素ドリンクは完全オーガニックなので妊婦さん、子どもも安心して飲めるのですが1回あたり30mlで500円と少し割高かもしれません。
しかし、私は酵素ドリンクを飲んでからミネラルが蓄積されているおかげか朝起きた時の疲れが抜けてスッキリ起きれる事を実感しています。

④塩化マグネシウムをお風呂に入れる

湯船に浸かる方は少ないですが毎日のお風呂で皮膚から体内に取り込む方法も良いです。

デメリットはコスパは良いですがシャワー派の方には取り入れにくいです。
また、濃度を間違えると肌が荒れる事があります。

⑤消化酵素サプリメントを飲む

日本では売っていないのでiHerbと言う海外サイトで購入可能です。
私も試しましたが消化が促進して胃もたれも無くなり食欲も増しました。

太っちゃう?のかと思いましたが消化率が上がり吸収率が上がるので食事の量も減らしてカロリーコントロールが出来ます。
1日に4食が2食に減ったという話も知人から聞きました。

デメリットは毎食飲まないと効果を維持できない感じがありました。

⑥ミネラルウォーター、麦茶を飲む

日本の水は軟水なのでミネラル多めの海外産の硬水を飲むと良いですが飲み過ぎるとお腹が緩くなります。

麦茶にはミネラルが含まれています。
小さいお子さんには麦茶が良いと思います。

これらのお話しが皆様の夏バテ対策になれば幸いです。

一緒に暑い夏を乗り越えましょう!!